平成15年10月18日(土) リーガロイヤルNCBにて開催

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平成15年度同窓会総会は、盛況の内に無事終了いたしました。
 
 来賓として、村上隆太学長、松島一彦同窓会本部副会長、城戸泰祐同窓会本部事務局長、世戸口尚英大学学外連携推進課長、岩根典夫元教授、大和幸昭同窓会東京支部長をお迎えいたしました。
 
 今年は、役員改選の年となり新役員が選出されました。(ホームページの事務局をご参照下さい)
 
 第1部におきましては、村上学長のご挨拶で拡大する大学の今後のお話があり、続いて、大先輩の「青柳疎石先生」の講話を賜り、すばらしい実演を見せていただき、先生の作品を参加者全員が頂戴いたしました。
 
 懇親会に於きましては、「学舎放映」が行なわれ我が母校のキャンパスがスライドで放映され、昔懐かしく、また城戸事務局長の解説で現状の変わり状況もよく分かりました。
 
 世戸口推進課長より、大学新ランキンチャペル建築と学外連携施設のための募金事業の説明がございました。今年は、懇談の時間が充分に用意され、学長をはじめ来賓の方々と、また先輩・後輩・同期等の交流が楽しく行なわれました。
 
 最後に、岩根先生のエールで全員で校歌を斉唱し、泉幸男先輩の音頭で万歳三唱し、終了いたしました。
 
 今回は、新しい会員名簿を冊子とCDで配布いたしました。名簿をご希望の方は、ホームページよりお申し込みください。(年会費納入の方にはお送りいたしました)
 
 最後になりましたが、お忙しい中ご遠方ご出席頂きました来賓の方々、準備にご協力下さいました、役員の方々厚くお礼申し上げます。
 
平成15年11月吉日 
 
西南学院大学同窓会関西支部 事務局 宮ア 研二
関西支部総会の様子を写真でご紹介します。桑原理事と小林理事撮影

受付 青柳先生書 校歌を書いて下さる 会場風景
桜井支部長挨拶 村上学長ご挨拶 司会の永野さん いよいよ制作開始
2枚目を作成中 出来上がり 作品の前で 大和東京支部長
桑原さん自著の紹介 記念撮影 原武プロを囲んで 2次会で




プロフィール


青柳先生は1923年(大正12年)福岡県早良郡入部村(現福岡市早良区入部町)にて生まれられ、幼少の頃より書に秀でられていました。1943年(昭和18年)大学の前身であります西南学院高等商業科を卒業され書道の教員免許を取得されました。

その後戦後一時郷里の中学校で書道の先生をしておられましたが書道の道を究めるため中央に出られ、あらゆる流派の書道を勉強されましたが今までの流派に甘んずること飽き足らず、先生独自の青柳流の書道を確立されました。

青柳流の特長は墨の濃淡や字の丸みや文章の内容、挿し絵を入れる等して書を一服の絵として捉え、見る人に安らぎをあたえ、精神の安定を計ることにあります。
その作品は大型の作品が多く、例えば神社仏閣の屏風、襖、鳥居まえののぼり高級料亭の屏風など。
先生は年1回吹田市のメイ・シアターにおいて、全国からのお弟子さんの作品と共に作品の展示会を開いておられます。

日常はJR京都線岸辺駅前にて書道教室を開いておられ、全国から先生の流派を習いにお弟子さんが集まっておられます

           理事 井上勝彦記
略歴
福岡市に生まれる    1923(大12)
西南学院高等商業科卒業 1943(昭18)
菅雅峯先生に入門   1947(昭22)
書道教師免許(辻本史邑・日本書道院) 1948(昭23)
文部省・東京美術学校共催書道講習会本科生
                   1948(昭23)
文検合格(昭和23む第8434号) 1949(昭24)
青灯社(青木香流)師範  1950(昭25)
日本教育書道連盟「教授」  1976(昭51)
青二書道会設立(日本教育書道連盟公認)
          (日本書道美術館推薦)
             1977(昭52)
日本教育書道連盟「評議員」  1978(昭53)
日本書道美術館展「館長賞」受賞 1979(昭54)
第1回個展(福岡市東亜画廊)  1979(昭54)
個展(還暦展)開催 1983(昭58)
京都府教育長賞(日本総合美術展) 1988(昭63)
書道大学名誉講師 1988(昭63)
書道文化特別功労賞 1988(昭63)
館長功労賞 1989(平元)
内閣総理大臣賞(天地の…山部赤人) 1989(平元)
鳳凰賞(山桜、いざこの坂…) 1991(平3)
芸術大賞(あかあかや月)(ニューヨーク展)1991(平3)
名誉作家賞(冬ごもり・・・良寛 詩) 1991(平3)
中日書法友好賞(あかあかや月)(中国展)1991(平3)
個展(古稀)及び支部展開催 1992(平4)
第17回青二書道会展(吹田メイシアター) 1994(平6)
太宰府天満宮奉納作宝物殿入り 1999(平11)
同上2002年「餘香帖」揮毫者に選ばれる
滋賀県沙沙貴神社に多数の書作を奉納
現在青二書道会代表



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